21' 12月ライブ

正直に言う。今回は大失敗だ。これは決して謙遜では無く、これまでの5回の出演のうちで最悪だった。

 

失敗の原因を辿るならば、それはバンド結成時にまで遡る。

 

工大祭が控えていた11月、中間試験など学校の忙しさも含めて考えれば時間が無いことは明確だった。9月代替ライブの時点で自覚しているはずだった。

しかし9月を終えて場数を踏みたいと考えた僕は、次の例会の日に12月ライブのギターの空き枠を探していたのだ。そしてギターが1人足らないバンドに加入してしまったのだ。

なおここで理っておくが、誘いをくれたバンドメンバーたちは勿論何も悪くは無い。ただ僕のタスク管理が不徹底だっただけである。

 

やはり想定通り、睡眠時間を極限まで削ったとて充分に練習ができない程であった。故に本番で自信の無いようなプレーをしてしまったのだろう。後述するが、それ故に自分のことで精一杯となってしまったことでスタ練に大きく影響してしまったこともまた1つの要因である。

 

そしてもう1つ、意味の薄れたスタ練をしてしまったことも挙げられるだろう。

今回のメンバー6人はほとんど新入生であり、高校からのバンド経験があるのは僕一人だけであった。故にスタ練で先導し演奏を仕上げなければならないという重要な使命もまた抱えていたのだ。

 

ここである日のスタ練を振り返ってみる。2時間のうち最初の20分は各自音出し、その後1度通した後に僕が薄いフィードバックをしつつ、5~10分のダラダラとした休憩の後またもう一度通す。この繰り返しであった。

この記事を読んでいる軽音部または軽音サークルに所属していたorしている人々なら問題点が山積みになっていることがよくよく分かるだろう。敢えて文字に起こすまでも無いかもしれないが、記録のためということもあるのでここで一つ一つ記しておく。

 

まず練習開始から20分の各自の音出しの時間、これが無駄であった。僕自身も音が作りきれていない部分があったためアンプとエフェクターを弄っていたことも更に反省すべき点である。バンドのスタ練の前に1時間でも早く来て個人練を入れてさえいればこんなことをする必要は無かったはずである。

そして自分の事が終わっても一向に始めなかった。フィードバック後の休憩もまた同じだ。これらはリーダーシップが欠如していたことが顕著に現れている証拠だ。せめて自分が気づいた時にすぐ声をかけて練習に入れば良かったのだ。今回スタジオ練習は6回(うち2回不在だが)あったため、ここを短縮すれば更に2時間くらいは練習に回せたのでは無いかと考えられる。

 

そしてフィードバックが薄いことも原因だろう。確かにShanaとしては1年目、高校から通算すれば4年目だがまともに発言しなかった僕が、自分がリードギターを務めながら全パートを細かく聞く能力は備わっていないのかもしれない。スタジオで録音を撮る試みもしたが、こちらを聴いても今回の最大の粗である音量バランスが見つけられなかったことからいい加減になっていたことが浮き彫りである。

自分で出来ないのならばせめて先輩を頼ることをすれば良かったのではないかと思う。思い返せば高校時代も誰一人頼ろうとはしなかった。恵まれた環境にいながら全く使わずに無駄にしていた。この悪い癖を早急に治さねばならないと言うこともまた反省点である。

 

今回のライブにおいて先輩方に指導を頂いた課題点は以下の通りである。

・マーシャルのアンプでhigh上げすぎ,middle・bass下げすぎ

・歪みが強すぎて音が悪い(右手で調整する)

耳コピをしっかりする

・自信がなさそう

・立ち振る舞い

 

しかし、自分は先輩方の指導以上に、先程まで長々と書いた過程の部分に重く反省を置くべきだったと考えている。余談だが、正直なところ今回は先輩方にアドバイスを貰いに行きたくない気持ちが大きかった。なぜなら9月の反省点をほぼ生かせて無いため、成長もない。更には自分の中で最善を尽くすどころか妥協点だらけだったため、先輩に教えてもらう以前の問題だということが分かりきっていたからだ。迷惑甚だしい。

 

さて、こうも大失敗と述べた今回のライブだが、今後の行動次第で経験が生きるか死ぬか大きく左右されるであろう。

簡潔にまとめると、今回の過程における反省点は

・タスク管理の不徹底

・スタ練で統率が取れなった

・先輩を頼れなかった

ことだ。下二つは気持ちの持ちようであるため次回は頑張るとだけここでは簡単に記しておくが、タスク管理に関してはよくよく考え無ければならい。

 

僕はShana clubの人間でありながら工大祭実行委員の人間でもある。そして名工大情報工学科に属する忙しい人間なのだ。もしもこの3つ全てを来年中並行して行くのならば、忙しいと予測できる部分はこの中で一番融通の効くShanaを控えるべきであろう。9月代替で「場数を多くしたい」と考えた僕だが、場数以前に1つ1つのライブに向けて時間が取れないのならばやらないのと同じである。暫くは、自らの忙しさと相談して時間を確保し、充分に練習を積んでスタ練を充実させ、満足いくまで仕上げてからステージに上がれるようにすべきだと思う。

 

次回こそは成長した姿を先輩,同期に見せられるように。

工大祭1年目

 あっという間だった。この言葉に尽きる。

 

 

 2021/11/20,21、第59回工大祭が開催された。僕は1年目なので肌での感覚は知らないが、昨年は対面開催が行えなかったこともあり、第59回を対面で行えるのは大変喜ばしいことだと所々で耳にした。

高校時代の某先輩に強烈に勧められて参加した工大祭実行委員会、1年生としては加入後初回の全体会で直後にTwitterが大荒れする騒動から始まったということも振り返れば、準備に関わった約半年間は決して順風満帆なものでは無かった。事実、身の回りでも様々な問題が発生したような気はしている。

 

 色々とあってから配属されたのは渉外局ブース展企画だった。同期は9人でスタートしたものの、最終的には半分以上が飛んでしまった。

しかしながら直上の先輩を初めとする渉外局の個性がすごい先輩方に下手くそながら甘えたり、渉外局の他の1年生とは仲良くしてもらえたことでサークルのことがありながらも何とか続けてくることが出来たのでは無いかとも思った。

 

 お世話になったのは渉外局の人間だけでは無い。先述の通り僕が委員会に入るきっかけをくれた先輩、僕のあだ名を決めてくれた先輩、過去問くれた先輩、美白の青年の先輩、ギャルゲーを愛し愛された先輩、GPA以外が限界大学生の先輩など、もはや個性で殴り合ってるかに見えるけど優しく厳しく背中が大きく見える先輩方。そして雀カス共、毎度毎度共に課題に苦しめられる情報l奇の仲間、自撮り厨、講義サボりマン、スマブラ厨を初めとしたこちらもまた傍から見るとやべ〜奴らだがやる時はやる1年の同期。

オーバータスク、必修落単で辛かった時もおかげで生き抜けた。

 

 

 大祭委員で関われた皆さん、本当にありがとうございました。

 

 

 準備日、朝9時から12時間ほどかけて工大祭の準備を進める。持ち場の体育館が装飾されていくにつれて期待と興奮、そして疲労が体に蓄積される。温泉で回復したとはいえ、宿泊先の友達の家に着く頃にはヘトヘトであった。「これがあと2日も続くのか」と少しばかり不安になりながらその日は眠りについた。

 

 本祭1日目、心配だった朝7時の集合は遅刻せず。いよいよ出展して頂いた企業さんを招く。午前10時、イヤホンから聞こえる「入場を開始します」の忙しい声で全てが始まった。

そこからはほぼ覚えていない。会場の移動中に家族が後ろをつけてLINE電話をしたり、持ち場の体育館に来て自分の目の前を通ったと後ほど聞いたが一切気付かなかった程には。そうしてなんやかんやあって注文が漏れていた夕食も補佐局の先輩と土下座してどうにか食べることができ、直上の先輩が局長に叱られたことと写真撮影で皆が肩を組む中何も考えずにずっとピースしてたこと以外は何の問題もなく一日目は幕を閉じた。

余談だが、この日の夜の温泉でミストサウナ→水風呂1分→28.5°Cの湯のサイクルに快感を覚えてしまった。

 

 本祭2日目、朝7:00集合はこの日も成功、何にとは言わないが勝ちを確信した。こちらも16:00まではほぼ何も覚えていない。唯一あるとすれば見回りに来た議長と2年の先輩の頭がミスドの6個入りのアレそっくりだったことだろうか。

午後17:00、ようやく最後の大仕事が幕を開ける。お馴染み"名工ダンス"である。本番30分前、ステージに上がる1年生20人ほどでダンスを確認しまくる。そして本番、ステージ上はカオスであった。ギターが弾ける強みを生かしてエアギターソロを披露したら前列で2人くらいが同じ事をやっていたが気合いで無理やり前に出て悪目立ちしてやった。

そして最後の最後にPMと委員長挨拶。委員長が最後に頭を下げてステージを去った後、テーマソング『コウダイなセカイ』が流れる。横に視線を向ければ涙を流して抱擁を交わす先輩の姿が朧げながら視認できた。正直、1年の分際で生意気だとは思うが不覚にも貰い泣きをしてしまった。

 

 その後トラブルが発生したものの、工大祭の全日程を完遂した。良く考えたら3日間の合計睡眠時間8時間でよくここまで動けたなと思う。間違いなく周りの環境が良かったからであろう。何度でも言いたい。本当にありがとうございました。

 

 来年のことについても未熟な身でありながら少しばかりか考えたのでここに記したい。が、このブログを執筆している今の僕は大祭が終わって12時間ほど睡眠を取り、昼に温泉で心と体をリフレッシュしたにも関わらずギター練習でまた疲労困憊している。今日はここでやめにしておこう。

 

お疲れ様でした。そして、最大級に、感謝。

ブログ始めました。

タイトルの通り、ブログを始めてみようかと思いました。

 

僕は日頃思ったことを色んな人に発信したい欲に駆られる人間です。だからこそでしょうか、Twitterをよく使います。(いわゆる"ツイ廃"という存在です)

ただTwitterでは伝えられる文字数に限りがあるのですよ。

 

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ご覧の通り、ひとつのツイートに載せられる文章量はたったこれだけなんです。

 

 

短文で"呟き"を共有できるメリットは勿論たくさんあります。手軽に発信でき、読むのも一瞬。人間の脳ならば140字の情報を斜め読みするのに2秒もかからないでしょう?

 

僕は話を短くまとめることが少し苦手だったりするので、共有したいことが長文になってしまうこともしばしばあるんです。こんな時Twitterでは何かと不便なんですよね。リプライ機能を活用して無理やり繋げる手法も取れるのですが、何か見栄えが良くないように感じてしまうんですよ。(僕だけでしょうか)

 

大学生になって半年が経過し、新たな環境にも少しずつ慣れてきました。その一方で、もうしばらくすると僕も20歳になってしまうらしいです。成人ですよ。最近まで無邪気にステージ上を走り回っていた人間が、もうすぐ大人になるんですって。

 

しかしまだまだ19歳、ラストティーンを謳歌するこの頃は感受性に溢れている。と、何かの記事か文章かで読んだ覚えがあるんですよね。

つまりはこの感受性を遺しておきたいと、そして少々の昔話を交えつつ長々と自分の心象を語る場が欲しいと思ったからこそ、ブログを書いてみようと思った訳です。

 

しかし僕は理系大学生、レポートを書けば日本語があやふやで再提出を貰うことだってあるほどに、文章を綺麗に書く能は無い。

オマケに読書をするタイプでも無い。語彙力にも表現力にも乏しく、とても文才があるとは口が裂けても言えないような人間なのです。

 

それでも僕は書きたい時に書きたいことを自由に書こうと思います。どうか皆さんも、温かい目で見守って頂けたらなと。

 

挨拶はこれくらいにしときましょうか。

それでは、また何処かで。